札幌に移住した
最近、高校以来およそ9年ぶりに札幌に移住した。
9年。長い年月。おれはまだ若いんだろうか?「若さ」って9年以上も続くものなのか?
仕事がフリーロケーション、かつ東京オフィスへの交通費は出してくれるので、狭い部屋に高い金出して住み続ける意味が無くなり、子育てを考えても狂気的な競争の煽りに流されない自信がなかった。
いざ移ってみると、特別何が、というのは難しいが、やはり生活の感覚が全然違う。
外が寒いのも室内が暖かいのも若年男性が少ないのも人の歩くのが早いのも意外と野菜が高いのも、最初は新鮮だったがすぐ慣れた。しかしそういう差異が複合した結果なのか、普段の気持ちのモードが内省寄りになった気がして、こうして久しぶりにブログを更新しようという気になったりしている。
偶然的な興味ドリブンで行動して、退屈が来たらそこを起点に方向転換するというランダムウォーク的な行動指針を東京に居るときは自覚して生きていたが、今は退屈ではなしに自分の欲望に向き合えている気がする。偶然ドリブンというには他人の欲望に当てられていただけだったのかもしれない。
札幌の知人は家と車を買い子供をもうけて20代でライフプラン完成という感じのも多く、それはそれでつまらんなとも思うので結局気質が逆張り野郎なだけなのかもしれない。とりあえず、やっていく。